大聖堂

ケルンは人口103万人の大都市だ。近年ドイツ人の間で最も人気のある観光地だそうで、その目玉は何と言ってもケルン大聖堂だ。

2本の堂々たる尖塔が特徴で、その高さは157メートルに達するという。これを見ずしてドイツから帰るわけにはいかない。Mさんがケルンまでは何としてもライン川を上ると言ったのもうなずける。

そのツインタワーが遠くに見えたとき、はるばるやってきたなあという感慨が私の心を満たしたのであった。
しかし、姿は見えどなかなかたどり着かない。なにせ速力2ノット以下だ。はやる気持ちを押さえ、ケルンの街中に入るまでSigridur号のエンジンが発する音と振動に包まれた長い時間を辛抱しなければならなかった。

はるか遠くに見えた大聖堂が川の蛇行に合わせて右に左に位置を変えつつ少しずつ大きくはっきりと姿を見せ始め、ついに私たちはケルンにやってきた。ケルン中央駅の近くでライン川を渡る鉄道橋、ホーエンツォレルン・ブリュッケをくぐり、大きな観光船が係留されている脇を通ってケルンの街の中心にあるマリーナに舫いをとった。


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【ホーエンツォレルン橋とケルン大聖堂 絵葉書に出てくるような光景だ】

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【マリーナの入口はロックのように狭い。先端の建物はチョコレート博物館】

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【このマリーナの桟橋は長い。300メートル以上ある】

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【度肝を抜かされた建物。逆L型の構造をどう成り立たせているのだろう】

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【川沿いは大型の観光船でにぎわっている】

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【大聖堂はあまりにも大きくて全景を写すのが難しい。これは裏側になる】

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【近寄れば圧倒的な迫力】

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【内部の空間にも驚くばかり】

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【狭い螺旋階段を延々と上って塔に登る。ここでも落書きが無数にある】

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【上空150メートルからの眺めは最高だ】

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【途中に数トンはありそうな巨大な鐘があった。大小合わせて10個(?)ぐらい】

ケルンに到着した翌日は観光にあてた。
大聖堂の塔の上で巨大な釣鐘を眺めているとき突然鐘が鳴りだした。耳を塞がんばかりの大音声で、一瞬何事が起きたかとびっくり仰天したが、次の瞬間には周りにいる旅行者たちと顔を見合わせて大笑いしたことだった。なんという僥倖。

塔を降りてケルンの街を散策し、美術館を見学したりお土産を買ったりレストランで食事をしたり絵葉書を出したり、通常の観光客となって終日楽しんだ。

ヨットに戻り一息ついて、Mさんがひとつの目標を達成したのでライン川を下りますか、と言われる。
私は、いやいやいやいや、ここまで来たからにはもっと先まで行きましょうと断固として言った。
次の目標はモーゼル川の合流地点、コブレンツである。辛抱さえすれば数日で到達するのだ。その覚悟はできていた。


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